2012年5月4日金曜日

ビックバン・インフレーション理論いずれも無理がありますよねえ。宇宙の始まりは...

ビックバン・インフレーション理論いずれも無理がありますよねえ。宇宙の始まりは分からないが正解なのでしょうか?膨張している事は認めるべきでしょうか?一番正しいのはどの理論でしょうか?







ハッブルの法則、宇宙の背景輻射、軽元素の割合などの観測結果からして、ビッグバンがあったことはほぼ間違いはないでしょう。ただし、これらビッグバンの証拠が示すのは宇宙の温度がせいぜい数十GeV以下に下がってからの話になるので、それ以前の宇宙がどうなっていたのかについては、はっきりとした証拠はありません。



「宇宙の大きさがプランク長にまで小さかった」とか、

「インフレーションが起こった」とか、

「宇宙は無から誕生した」とかは、

それぞれ一つの仮説ではありますが、私もかなり無理があると思います。

特に、「インフレーション理論」には無理があると考える学者も多く、これに代わる理論として「ブレーン理論」などが考え出されています。この辺になると、まだ、人類の知識では、どれが正しいかを確定できる段階にはありません。



[追記2]

インフレーション理論の問題点としては、例えば、松原隆彦先生の「宇宙論:オリジナルテキスト」の「いろいろなインフレーションモデル」の最後の方にまとめられています。

http://tmcosmos.org/cosmology/cosmology-web/node42.html#SECTION0153...

一言でインフレーション理論といっても、具体的なモデルにはいろいろな種類があり、それぞれ問題点があるので、「インフレーションモデルの数がインフレーションしてしまった」そうです。permtation氏などは、インフレーション理論さえあれば全てうまく説明できるように書かれていますが、現実はそんなものではありません。



もう一つは、スタインハート&トゥロック著「サイクリック宇宙論」に、インフレーション理論の無理な点が書かれていたはずです。図書館で借りて読んだ本なので、今は引用できませんが。確か、一瞬の間に10の何十乗倍も膨張するというのは、やはり無理があるというようなことだったかな。私も、そう思いますね。



さらに、インフレショーンを引き起こす力は、全く解明されていません。「真空そのものに莫大なエネルギーが隠されている」などと無邪気に断言している人もいますが、その正体はわかっていないし、本当にそんなものがあるのかどうかの証拠もありません。「インフラトン」などと呼んでいる人もいますが、名前を付ければいいってもんじゃないし。。。



[追記]

海の底は、他人の質問にいちいちイチャモンをつけるな。英語のbigを日本語でビッグと書こうがビックと書こうが大した問題ではない。handbagのことをハンドバックという人や、hotdogのことをホットドックという人はいくらでもいる。ビックカメラのbicだって英語の方言の一種で意味も「大きい」という意味だから別に間違いではない。








s_a_l_9_0_0_0さんのおっしゃる通りです。



質問者も回答者も、無理があると言うなら具体的にそれを示すべきである。

無知ゆえに勘違いしている可能性が高い。



ビッグバン理論もインフレーション理論も、あらゆる理論と矛盾せず逆に支持されている。また観測とも矛盾しないどころか、最もエレガントに観測事実を説明できる理論である。



宇宙の初期(ビッグバン)については、かなり研究が進んでいて実証もされている。LHCやKEKなどで、高エネルギー状態が実現され、詳細なデータが集められており、まったくビッグバン理論と矛盾しないのだ。宇宙誕生から100分の1秒以降の様子は理解されていると言える。標準モデル程度のエネルギー状態だった頃の宇宙なら、十分な確信を持って宇宙を語れるのだ。



標準モデルを理解した上で「無理がある」と言ってるのか?



実は初期宇宙は単純なのだ。現在の宇宙の方が余程複雑なのである。極初期の状態であれば対称性も破れていないので、さらに単純になるのだ。問題はそれを理解するためには、標準モデルを超えた「超対称性理論」が必要で、加速器もより高エネルギーにする必要があるのだ。それを実現させるのが難しいのである。



LHCが何らかのブレークスルーを提示してくれるだろう。



【補足】



>ビッグバン以前には何が存在していたのでしょうか?



真空エネルギーのみです。ただ空間が爆発的な膨張をしていただけです。このインフレーション期の空間膨張による潜熱が開放されたことによって「火の玉宇宙」となり、この熱エネルギーから素粒子が生まれたとするのが、一般的なインフレーション、ビッグバン理論です。



>膨張させるエネルギーはは何処から来たのでしょうか?



真空です。真空そのものに莫大なエネルギーが隠されていると解釈すれば良いのです。空間そのものに潜んでいるんです。



>インフレーション理論・・水素原子より小さな穴の向こう側から宇宙は広がったのでしょうか?



意味不明です。



>異次元から世界は生まれたのでしょうか?



「異次元」と言うのはオカルト用語です。異次元など厳密には存在しないんです。宇宙の外側の空間と、私たちの住む宇宙空間の次元は同じなのです。ただその状態が異なるだけです。超弦理論では10次元とか26次元とか出てきますが、それは「異次元の世界」の話ではなく、我々が存在するこの空間の話なのです。







どこに無理を感じているのか具体的に書いてもらわないと回答しようがありません。



光より早く膨張したのに宇宙がどこもかしこも同じように見える理由をインフレーション以外でどう説明できますか。わりと単純な話ですよ。



補足

どうもこういう質問をする人が皆さん勘違いしているのが、「膨張の先」を知りたがるところです。いいですか、最初に空間があってその中で何かが膨らんでいるなら外側には空間があるでしょう。しかし宇宙は世界そのものが膨張しているのだからその外は無いんですよ。この宇宙の中に生まれた私たちには無をイメージすることは絶対に不可能だとは思いますけどね。







私は個人的に全く独自に宇宙の事を考えていて,従って今の宇宙論とは見方が180度も違います。

それで膨張して見えるのは,銀河が遠のいて行ってる現象として捉えています。

こういう事で過去に回答したものがあるので見ておいて下さい。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1078368050



なお宇宙背景放射と言われて空間が広がる理由にされていますが,私はこれは銀河の向こうが空間だけの宇宙が存在している証拠としてます。

即ち銀河が拡散広がる時に,外に飛び出た光はまた銀河群の方に向かって来るという事です。

これは銀河のある所が空間が歪んで引っ込んでいるので,光はこれに向かって大きな弧を描いて歪んだ空間に入り込んで来るからです。



またダークマターやダークエネルギーの根拠にされている,銀河の回転が内外同じ速さである事に付いては次のように考えます。

銀河は集まっていた物が回転して広がったので,最初は速い回転も,回りに恒星を渦のようにして散らばして行った時に,広がる回りに合わせてスピードが落ちて行ったのです。

こういう訳で外も内も同じ速さで回っているのです。



それから今の観測ではこちらに来るに従って加速が見える現象で,宇宙がこれからも広がり続けると言われています。

これは今の科学ではダークエネルギーがあるからだと言っています。

しかし私の考えでは,次のように説明出来ます。



全ての物質が集まった時は途方も無い量で圧縮されて,それから縮まった勢いで反発して広がるのです。

この集まった集団はかなりの大きさの球体です。

それで広がる時は回りから銀河群が剥がれるように広がるイメージになり,そして遠のくのです。

この時光の何倍もの速さであっても,段々と衰えて行きます。



そして後から剥がれて広がっている物は,時が遅れた為に,こちらから見ると未だ加速の方が速い状態で残っています。

こういう事で遠くほど初期の方が見えるので,加速が衰えて見えます。

それで比べると,あたかもこちらに近い方が加速して見えるので,広がりが大きくなって見えるだけで,現状では違うことになります。



ところで宇宙の最奥と言われる所は光を越す速さと言われています。

これでは上で述べた状況と合わない事になります。

しかし全ての物質が集まった時の量と,それに拠る衝撃の力は想像を絶するものとなって,最初に剥がれ出た物は光の速さを遥かに超えたものとなった筈です。



それが60億光年先くらいから全体の量も減って行って,衝撃の力も弱まった為に上のような加速の状況が起こったと推定出来ます。

従って将来では全体の加速が弱まって来る筈です。







>ビックバン・インフレーション理論いずれも無理がありますよねえ。



無理があるかどうかは主観の問題ですね。客観的な観測結果とは矛盾しない理論なので、まあいまのところ通説とせざるをえないのだと思います。



まともな理論である限り、机上の理論だけで成り立ってはいません。必ず、観測や実験という現実の結果をもとにしています。現実と矛盾しないのが生き残る理論です。



いまのところ、ビッグバン理論やインフレーション理論を根底から否定するような観測結果はないと思われますので、これらの理論で我慢しておくしかないのでしょう。



これらの通説理論にあきたらず、斬新な新理論をこの知恵袋で語るひともいますが、たいていは観測結果無視(というか無知)のトンデモ理論になってしまっています。



まあ、権威あるものを信じすぎずに、常に疑問を持ち続けることは悪いことではないのですけれどね。



観測を主に考えた場合、宇宙の始まりは観測できないので「わからない」で正解だと思います。



宇宙が膨張していることの証拠とされるのは、赤方偏移のずれと距離が比例しているという観測結果ですが、これとて観測できる宇宙に限界があり、すべての宇宙を観測できないので、完全に正しいとはいいきれないでしょうね。距離については観測誤差もそうとうあるかもしれませんし。



ごく一部の宇宙の範囲においては、宇宙が膨張しているように観測される-ということまでしかいえないと思います。これが観測できない宇宙にも適用できるのかどうか、普通は適用できると考える学者が多いと思いますが、だれもその正しさを証明できません。何度も繰り返しますが、宇宙全体を空間的にも時間的にも観測できないからです。



補足について:



>空想・幻想の世界ですね・・。



そのとおりですね。宇宙論は究極のところ、そのような話になると思います。宇宙のはじまりとか、この宇宙以外の別の宇宙とか、高次元の世界とか、どうしても、観測できないものを相手にすることになるのですから。観測できないものは、まさに空想・幻想の世界ですね。



宇宙の誕生について、科学が未発達の時代は「神」をその理由付けにおいていました。科学が発達すると、神の代わりに「物理法則」を理由付けにおくようになったということです。両者の違いは、神は絶対的に正しい不変のもので、物理法則は絶対的に正しいとはいえず時代とともに新しい理論に変化しうるものといえましょう。前者は進歩の余地がなく、後者はより良いものへと進歩する余地がある。理論の進歩の契機になるのは、観測手段、観測技術の進歩です。進歩がある世界観のほうが、おもしろいことは間違いないでしょう。







>ビックバン・インフレーション理論いずれも無理がありますよねえ。

※「ビックバン」は「ビッグバン」の誤記と解釈します。

※そんなに家電量販店が好きか?



まぁ無理が無いとは言いません。



>宇宙の始まりは分からないが正解なのでしょうか?



そんなことはありません。



>膨張している事は認めるべきでしょうか?



認めないと山のように矛盾がでますからね。



>一番正しいのはどの理論でしょうか?



ぶっちゃけ「正しい」なんて何の意味も無いです。

観測や現象をいかに合理的に説明できるか、が科学的な考え方です。

正しいかどうかを問題にするのは「宗教」と言います。



反証可能性の無い理論など科学ではありえないのです。



【補足について】

>ビッグバン・・ビッグバン以前には何が存在していたのでしょうか?



この宇宙の時間はこの宇宙が始まるときに始まったので「以前」はありません。



>膨張させるエネルギーはは何処から来たのでしょうか?



エネルギーではなくエントロピー(熱)です。

インフレーションで広がった真空が相転移したときにできました。



>膨張の先はどうなっているのでしょうか?



宇宙に「先」はありません。

宇宙に「先」も「中心」もありません。

言い方を買えると宇宙のあらゆる場所が「先」です。

質問者が今いる場所が「先」です。



>インフレーション理論・・水素原子より小さな穴の向こう側から宇宙は広がったのでしょうか?



インフレーション理論とは全く違います。



>向こう側には何があるのでしょうか?



「向こう側」はありません。

※質問者は勘違いをしており、その勘違いから妄想を膨らませているだけです。



>異次元から世界は生まれたのでしょうか?



無意味な質問です。



>空想・幻想の世界ですね・・。



違います。

質問者の根拠のない妄想です。

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