エロゲが半分以下の売上に落ちた理由
以下のURLの市場規模調査では、2003年度比で半分以下です。
既に老害・オワコン化が著しいですが、こうなった理由はなぜでしょうか?
http://d.hatena.ne.jp/efemeral/20111026/1319626485
エロゲ人口を支えていたのは第2次ベビーブーム世代で
第2次ベビーブーム世代がオタクを卒業したとき
ジャンプの黄金期は終焉し、エロゲ人口も減ったのではないかと。
団塊ジュニアと呼ばれた73年前後の世代が順当に大学を出て
社会人になる95年にジャンプの黄金時代も終焉したし
エロゲはトゥハートやイヴバーストエラー等のヒットで
2000年初頭までピークが続いてたけど団塊ジュニアは
2003年には30代だからねえ。
30代の社会人ならそこそこ地位になり
家庭を持ったらエロゲは卒業せざるを得ないだろうし
そうやってベビーブーム世代が抜けていく中、
少子化世代がいくら加わったところで
市場規模の降下は止まらないだろうと。
まず、若者が減ってるからでしょう。
買う人が減れば市場は縮小します。
次にP2Pソフトの蔓延も一因かと。
これで買わずともプレイできる人がたくさん出てしまいました・・・
つべやニコ動のプレイ動画はどこまで影響があるのかわかりません。
少なくとも、それが宣伝になって欲しくなり、買う人は多いでしょう。手元にあれば自由にできますからね。
一方で、ストーリーを見たから満足、という人も中にはいます。そういう人は買わないでしょう。
正直、どちらが大きいかわかりません。
ただ、プレイ動画のアップロードを禁じてるメーカーもある(削除依頼を出したり)ので、メーカーはいい面ばかりとは考えてないと思われます。
ちなみに、公式にチャンネルを持ってつべやニコ動にムービーを流してるメーカーもあるので、彼らとしても動画共有サイトの影響力は認識してます。
著作権産業全般こんな状態ですよ。
音楽は語るまでも無く(10年で半減)、コンシューマゲーム市場もDS初代やPS・PS2全盛期の頃がまだ良かった。
映像関係の資料ですが売上げが下がり始めた時期と最大の著作権侵害原因である投稿型動画サイトYouTubeが登場した時期(2005年)がピッタリと一致してます。
http://www.jva-net.or.jp/report/videomarket_1.pdf
違法ダウンロードが宣伝になるって一部の人が語ってますがあれは「大嘘」です。
割れ厨、コピー厨などでしょうね。
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