2012年4月29日日曜日

(洋楽名盤シリーズ-400) ビートルズ「ウィズ・ザ・ビートルズ(旧邦題:『ステレ...

(洋楽名盤シリーズ-400)

ビートルズ「ウィズ・ザ・ビートルズ(旧邦題:『ステレオ! これがビートルズ Vol.2』)」はあなたにとって名盤ですか?

音楽雑誌等で「名盤」と一般的に言われるアルバムを皆様が実際どう評価されているか是非お聞きしたくスタートしています。

10点満点で(名盤=8.0以上)0.5点刻みで評価下さい。

コメントおよび特にお勧めの1曲あれば是非宜しくお願い致します。

アルバムジャケットの評価も宜しかったら同様に(10点満点)お願い致します。



節目はやはりビートルズにします。

オリジナルは1963年暮れ発表ですが、日本盤は来日に合わせ「来日記念盤」として66年に発売。と言ってもこの頃私はまだ小学生なのでビートルズって名前位しか知りませんでした。私が所持しているのは70年前後に購入した日本盤「ステレオ! これがビートルズ Vol.2」ですが、当時はオリジナル盤はまだ無かった様な記憶がありますが、実際どうだったのかは記憶定かではありません。曲順は日本盤に慣れ親しんでいるので1曲目「オール・マイ・ラヴィング」が個人的にはすっきりして良いと思いますが如何でしょうか?参考までに収録曲掲載しておきます(収録曲自体は全く同じで曲順だけが何故か変わっています)内容に関しては説明不要かと思いますので皆様解説宜しくお願い致します。曲もあえて貼りませんので回答者の皆様1曲限定で推薦お願い致します。



日本盤「ステレオ! これがビートルズ Vol.2」

(A面)

1.オール・マイ・ラヴィング

2.プリーズ・ミスター・ポストマン

3.ドント・バザー・ミー

4.イット・ウォント・ビー・ロング

5.オール・アイヴ・ゴット・トゥ・ドゥ

6.リトル・チャイルド

7.ティル・ゼア・ウォズ・ユー

(B面)

1.ロール・オーヴァー・ベートーヴェン

2.マネー

3.彼氏になりたい

4.ホールド・ミー・タイト

5.デヴィル・イン・ハー・ハート

6.ナット・ア・セカンド・タイム

7.ユー・リアリー・ゴッタ・ホールド・オン・ミー -



英国オリジナル盤「ウィズ・ザ・ビートルズ」

(A面)

1. イット・ウォント・ビー・ロング

2. オール・アイヴ・ゴット・トゥ・ドゥ

3. オール・マイ・ラヴィング

4. ドント・バザー・ミー

5. リトル・チャイルド

6. ティル・ゼア・ウォズ・ユー

7. プリーズ・ミスター・ポストマン

(B面)

1. ロール・オーバー・ベートーヴェン

2. ホールド・ミー・タイト

3. ユー・リアリー・ゴッタ・ホールド・オン・ミー

4. アイ・ウォナ・ビー・ユア・マン

5. デヴィル・イン・ハー・ハート

6. ナット・ア・セカンド・タイム

7. マネー

↓ジャケットはオリジナルが良い?







今日は。400枚おめでとうございます。また、大変お疲れ様です。他で答えたのを貼り付けます。カセットの曲順も違います。一曲目がAll My Loving、4曲目Not A Second Time、5曲目Please Mister Postmanです。なので4曲目が終わると、Wait,と頭の中で響きわたります。(^^)

『ビートルマニア歴36年目に突入の私の第一弾でした。「Please Mister Postman」(当時ブラバンの練習曲で良く流れていたので)聴きたさに、カセット・テープを購入しました。LL教材用のモノ・レコーダーで聴いていました。この曲がカヴァーだったのを知って驚きましたがなんとかっこいい事でしょう。あの音の塊はシンプルにして凄いビートの効いた楽曲だと感心します。さて、アルバムですが後に3桁もするほどのオーディオ・セットを購入後、レコードを収集していきますが、なんとテープとレコードの曲順が違っていてオリジナルのレコードにとても違和感があったものです。(テープは今でも健在で、2トン・トラックを使用する場合、ラジオが壊れてからラジカセで聴いています。)

この「With The Beatles」は、ビートルズの楽曲の原点と共にビートルズ・サウンドの結実が収まったアルバムと言えそうです。ここから先、無茶で乱暴な事を言いますが宜しくご査収下さい。



ジャケットもあいまってビートルズ一黒っぽいアルバムですね。14曲中6曲がカヴァーでその内「Till There Was You」が原曲ミュージカル・ソングで、

「Please Mister Postman」「Devil In Her Heart」がモータウン。「Roll Over Beethoven」「You Really Got A Hold On Me」「Money (That's What I Want)」は原曲はR&B(Roll Over ~やMoneyは現在はR&Rになるが現曲は、と云う点で)です。特にモータウンこそがビートルズの目指した音楽とも言える。

モータウンは何か?と、なると私的には、R&Bのブルー・ノート(ミ♭、ソ♭、シ♭の半音下の和音)+ゴスペル(コール&レスポンスの歌唱)+ポップス(マイナー調、メジャー調への転調)=モータウン。では無いかと思います。いわゆるブラック・ミュージックにコーラスが効果的に響き、ポップス調にアレンジされたもの。と言えます。

ビートルズはR&Rに重層なコーラスを加え、ポップス調にマイナーに転調させると云う作曲法でR&Rの3コード・8ビートの枠を壊し第4、第5…のコードをふんだんに使い「ロック」へと昇華させました。ビートルズ達が女性グループのモータウンをコピーしながら彼らもそのコード進行を大いに勉強したと言えるのではないでしょうか。巧みに転調をさせる事でワビ・サビのメリハリの効いた印象に残る独自の世界観を展開させたと思います。



「It Won't Be Long」は、先行シングルの「She Loves You」と共にイェー・イェー・ソングにしてトレード・マークになりました。しかもイントロなしの一曲目。このキャッチーな手法はこれからも使われます。

「All I've Got To Do」「Not A Second Time」はジョンのヴォーカルとあいまって、先ほど言った転調が効果的です。

「Don't Bother Me」ご存知ジョージの作曲。一枚目のアルバムで4人がリード・ヴォーカルを執れる事が披露され、このアルバムではジョン+ポールに加えて3人目が作曲すると云う、特にティン・パン・アレイなどのプロのコンポーザーに衝撃を与えたと思われます。3人が不朽の名曲を作るのはこれから間も無くの事。

「Till There Was You」こう言ったバラードが好きなポールの原点かもしれない。後に「And I Love Her」「Yesterday」「Michelle」のバラードの調べが必ずアルバムに入って行きます。このポールの作品がアルバムを格調高くしていきます。

「Please Mister Postman」の「(Wait,) oh yes wait a minute mister postman (Wait,) wait mister postman …」()内はコーラス。この掛け合いが後に「Help!」の「(Help,) I need somebody, (Help,) not just anybody,(Help,) you know I need someone, Help!」と云う掛け合いに活きてきたのかな?

また、「Devil In Her Heart」の「No, no nay will she deceive」の掛け合いも主客は転倒するけど「You're Going to Lose That Girl」の「Yes, Yes, You're gonna lose that girl」へのヒントになったと思います。

最後に「All My Loving」こそビートルズ・サウンドの代表はありません。ジョンの3連符ギターはロック史上この一曲だけ。ポールのランニング・ベース、ジョージのカントリー・ギター、リンゴのシャッフル・ビート。これらが一体となったアンサンブルはビートルズ10傑に入ります。』 ジャケット10点、楽曲10点の満点でお願いします。








このアルバムはなぜかあまり好きになれないです。

おそらく、自分好みの曲があまり入っていないからだと…。

ジャケットはいいので、ジャケット10点満点です。







もう、このジャケット見た瞬間に、思考能力がとまっちゃいます。

ステージで「シー・ラブス・ユー」が始まった途端、気絶するファンの心理に近いでしょう(笑)



内容 10点

ジャケット 10点

(もちろん、冷静になんか、ジャッジできてません。私の感情が叫んだ点数です)



このアルバムあたりが、彼らの最も脂の乗った時期だと思います。

カバー曲も、ふんだんに挿入され、彼らの魅力を最大限引き出している選曲だと思います。



彼らの魅力を語る上で、カバー曲の存在は欠かせません。

カバー曲の全てが、ビートルズのオリジナル曲と同等、あるいは、それ以上の魅力を持っていると思います。

演奏や録音もまだまだ荒削りですが、それが良い意味でパワー感となって出ています。



ファンの多くは、最初の「オール・マイ・ラヴィング」が始まった瞬間、思考停止状態に陥ったと想像します。

http://www.youtube.com/watch?v=JyM8_NBv90Y

私が、この曲を始めて聞いたのは、中学1年生でしたが、

「こ、これはいったい何が始まってるんだ?」って感じで、マトモに聞くことができませんでした。

恐らく、今考えると、いっきに「アドネナリン」が分泌され、いわゆる、「ハイ」な状態になったんだろうと思います。

聞き終わった後、放心状態で、いてもたってもいられない、体が爆発しちゃいそうな興奮に震えていたと思います。

その後も怒涛の勢いで、プリーズ・ミスター・ポストマンやら、

ロール・オーヴァー・ベートーヴェンやら、

ユー・リアリー・ゴッタ・ホールド・オン・ミーが演奏されるんですから、まあ、もう、完全にノックアウトですよ(笑)

音楽を聴いて、ここまで混乱して取り乱したのは、後にも先にも、ビートルズだけです。

きっと、あまりに多くの人達に、同じような体験が起こって、ビートルズ神話が生まれたんだと思います。



この世には、多くの奇跡が存在します。

「オール・マイ・ラヴィング」も、これらの奇跡のひとつでしょう。

私は、これ以上のラブソングを知りません。







一回コメント書いて送信したんだけど、失敗してタイムアウトしちゃったんで、もう再度コメント書く体力がないの。で、いきなり採点。内容・ジャケット10点。

私は日本独自盤世代なので、「オール・マイ・ラヴィング」で始まる方が馴染みます。







まずジャケット。その後もビートルズのジャケット写真を手掛けるロバートフリーマン(学生の頃からのジョンの友達です)のこれぞ芸術的センス、11点あげたいくらいの歴史的ジャケ写です。



しかしこのジャケットでレコードを集め始めたときになんとまぎらわしかったことか。日本ではビートルズはアメリカ経由で入ってきたためかなりのタイムラグがありました。アメリカでブームが起こったのが4枚目のシングル「抱きしめたい」ですから日本にそのブームが届いたときはすでに2枚のアルバム(please please me, with the beatles) が出ていました。そこで日本盤のデビューアルバムはこの2枚のアルバムとシングル曲から選ばれた豪華版「meet the beatles」だったのです。そしてそのジャケットに with the と同じものが使われています。



1966年になってやっと please please と with the の2枚は「ステレオこれがビートルズvol.1,vol.2」として発売(なぜか曲順はバラバラ)されたため、さらに混乱をきわめるのです。ですからリアルタイムのファンの方はビートルズのデビューアルバムが please please me だと知らない方がけっこういてこの with the の中の曲を聞くとびっくりしてしまうのです。



さらにさらに、アメリカ盤の「meet the beatles」が存在していてこれもこのジェケなんですが、曲目はまるで違っていて with the を中心にしてシングル曲などが入れてあります。私は解散後の世代なんですが、当時この3枚が同時に売られていて訳がわかりませんでした。



ちょっと本題とそれてしまいましたが、もちろん名盤です。ただしまだまだビートルズの実力が発揮されていないのかカバー曲に優れたものが多いようです。不思議なのは1曲めの It won't be long。1曲めにもってくるくらいだから自信作だと思うのです。イントロなし、印象的なギターリフ、掛け合い、サビのコーラスとなるほど秀逸で私も大好きな曲ですが、ビートルズのなかで少なくとも名曲のうちには入っていません。そして一度もライブでは演奏されていません。このへんの謎、わかる人います?



内容9.5、ジェケ10点です。







私は「イット・ウォント・ビー・ロング」で始まるほうが馴染みがあります。

このアルバムは楽しい曲がたくさん詰まったロックンロール・アルバムですね。

初期のビートルズのこういうシンプルさが好きです。

一番好きなのは「ティル・ゼア・ウォズ・ユー」、歌詞がとてもいいです。



ジャケットは「ハーフ・シャドウ」の手法を広く知らしめたものですね。

これは10点。

トータル9.0です。







日本盤の曲目とイギリス・オリジナル盤の曲目と比べてみると、あらためてビートルズ=ジョージ・マーティンがオリジナル盤に賭けたねらいがはっきりします。

オリジナル盤の一曲目「イット・ウオント・ビー・ロング」と二曲目「オール・アイブ・ガット・トウ・ドウ」で、まずビートルズは自らのルーツがブラックミュージックにあることを強烈に打ち出しているのです。

単にキャッチーなラブソングを売り出すのが目的なら、日本盤のように「オール・マイ・ラヴィング」を一曲目に持ってきたでしょう。

そうはしなかったところが、さすがビートルズなのです。

日本盤のA面はポールの歌うラブソングで始まり、かつ終わっていますが、オリジナル盤はマーヴェレッツの「プリーズ・ミスターポストマン」で終わっていますね。これもジョージ・マーティンとビートルズの「黒い」主張なのだと思います。しかもオリジナルより圧倒的に優れたカバーです。

「ロール・オーバー・ベートーヴェン」で始まるB面もいいですね。「ユー・リアリー・ガッタ・ホールド・オン・ミー」は、スモーキー・ロビンソンとミラクルズの62年のヒット曲のカバーです。私はこのアルバムでの最高傑作だと思っています。この曲のメインボーカルはジョンですが、バックはポールではなく、ジョージです。この二人のコーラスがとってもいいのです。曲のもつ切なさを良く表現しています。ジョージはスモーキー・ロビンソンの大ファンだったそうです。

そして最後は、やはり「黒い」音楽、「マネー」でなければならなかったのです。この曲では、ジョージ・マーティンの弾くピアノが実にかっこいいです。「カネだ、カネだ、カネだ、カネをくれ」というジョンのボーカルは「これこそロック」という感じです。さらに「I wanna be free!」というジョンの叫び!名作「ジョンの魂」の実に8年前に、ジョンはこうした魂の叫びを発していた事実に驚かされます。

評価は、オリジナル盤のみにさせていただきます。日本盤は、評価の対象外とします。

ジャケット・内容ともに10点満点です。



ユー・リアリー・ガッタ・ホールド・オン・ミー

http://www.youtube.com/watch?v=j_zt5DXX8hM&feature=related







一聴して、この頃のビートルズはジョンのバンド・・・かなぁ、という感触を持ったことを覚えています。

一番好きなのは、ポールのヴォーカルがフィーチャーされたカバー「ティル・ゼア・ウォズ・ユー」。

これを聴いてまもなく、偶然に同曲のソニー・ロリンズによるヴァージョン(`58録音)も聴いて、世界はつながってるんだ(?)なんて思いました。

カバー(楽曲解釈)も超一流だったビートルズ、を実感したアルバム。

それゆえに、「オール・マイ・ラヴィング」の輝きは目もくらむほどでした。これほどの楽曲が、(さりげなく?)産み落とされるって何だったんでしょうか。

中身9.0点。ジャケット10点。







こんにちわ~。このアルバム家にありました(兄貴のですけど)でも、この写真のはウイズ・ザ・ビートルズのですよね?ジャケットは4人が上下に並んでスーツで・・みたいで裏面がプラチナディスクを見せびらかしてるみたいなヤツですよね(忘れちゃったけど)定かはでないですが、このジャケットで日本でも「ウイズ・ザ・ビートルズ」ってタイトルで売っていたように思いますけど気億違いでしょうか?自分で買おうとお金を溜めていたのですが、他にも欲しいのがあって手が廻らず、兄貴の「これがビートルズVol,2」で我慢していた(?)ような気がしますが、ウイズ・ザ・ビートルズはモノラルなので(それは当時も知っていました)買ってもちょっとがっかりしたかも?親にせびって無理して買ってもらったステレオで聞いていましたから。

「ステレオ! これがビートルズ Vol.1」と一緒に兄貴と死ぬほど聞きましたっけ。

楽曲10.0点、ジャケット10.0点、総合は文句なしの10.0点満点でお願いします。

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