ボカロの7つの大罪について。
ハートビートクロックタワー
箱庭の少女
Re birthday
は、どういう関係があるのでしょうか。
解釈?を教えてください。
ぜんまい仕掛けの子守唄の2~4は、正式に七つの大罪シリーズとつながっています。というか、かなり重要な位置づけになっていると思います。
最初の「ぜんまい仕掛けの子守唄」(リンのヤツ)は、今のところ聴き手の解釈次第でどうとでもなる感じです。
ぜんまい2「箱庭の少女」
強欲の曲「悪徳のジャッジメント」に登場するガレリアン=マーロンが溺愛する人形のお話。ガレリアンは亡き娘に似ているのか知りませんが、ぜんまい仕掛けの人形を娘と呼び可愛がっていました。ガレリアンの汚職事件が発端とした内戦で、民衆の反感を買っていた彼は、家に火をつけられて殺されました。
人形は自分が人間だと思いこんでいるようですね。また、彼女の部屋にある物品はガレリアンが集めた大罪の器であり、
二対の鏡→傲慢
赤いグラス→暴食
青いスプーン→強欲
ぜんまい仕掛けの人形→怠惰
それぞれに悪魔が宿っているので、「彼女を笑う」のは悪魔たち。歌っているのは役目を忘れてしまった怠惰の悪魔なのかもしれません。「似たもの同士」らしいし。
ぜんまい3「Re_birthday」
「悪ノ召使」の後、処刑された召使がブラックボックスに閉じ込められてから生まれ変わるまでお話?歌詞の内容は抽象的ではっきりしたことは分かりませんが、「リグレットメッセージ」のアンサーソングと考えるのが妥当です。
また、召使が閉じ込められたブラックボックスとは、「トワイライトプランク」で浜辺に隠された箱のことだと解釈できます。「白ノ娘」のラストから分かるように、召使もまたあの砂浜にいたことになります。
この閉じ込められているレンは、本当に「悪ノ召使」なのか確証はありません。同じ顔の人間が複数登場しているように、このレンもまた別人かもしれないのです。
ぜんまい4「ハートビート・クロックタワー」
歌詞は謎だらけですが、七つの大罪シリーズの時系列では最新のお話。ガレリアンは「Ma」なる人物から、大罪の器を集めると願いが叶うと唆され、5つまで収集を終えていました。それらは彼が生前に建てた森の映画館に集まっています。
この曲は今までの曲の総まとめ的なもので、意味が分かるのは七つの大罪曲が全て出揃った後か、もっと後でしょうね。今はファンによって現在ある情報からあれこれ考察されています。
歌詞には「」で括られた言葉がいくつかあります。それぞれ
「僕」→?
「墓場の主」→バニカ=コンチータ
「女の子」→リリアンヌ=ドートゥリシュ
「片割れ」→アレン=アヴァドニア
「血染めの鋏」→カヨの鋏
「紫色の刀」→ヴェノムソード
「ぜんまい仕掛けの人形」→箱庭の少女
だと思われます。「僕」はKAITOの関係者でしょうね。かつての主人=物欲の化身=ガレリアンだろうし。
館長である人形を守らせるために、ガレリアンが自分に似せた人形を作った?「左胸に手を差し込んだ」とか「僕のぜんまい」とか、どうも「僕」は人間ではないっぽい。
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